
いつも弊社HPをご覧いただきありがとうございます。
早いもので2025年が始まりアッという間に6月になり、今年も半分が終わろうとしている今日この頃、
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
今回のミニコラムは品証部 近藤がお届けいたします。
さて、前回のコラムで2025年度、中期経営計画の各職場のスローガンを紹介させて頂きました。
今年度の品証部のスローガン、何にしようかな~?と、私はいろいろと考えました。
「ファイト1発」、「やる気、元気、計測器」など、、、、
冗談は置いといて・・・
2025年度、品証部のスローガンは、「品質は 1つ 1つ 1歩づつ」 に決めました。
品質不良が起こる原因とは?

なぜ、このスローガンに決めたかというと、
品質不良が起こる原因として、材料・部品自体の欠陥、人為的ミス、機械の故障や老朽化、気温や
温度など外的要因による製造条件の変化が考えられます。
いわゆる「4M要素」と呼ばれるものです。
1. Material(材料) 材料・部品自体の欠陥
2. Man(人) 人為的ミス
3. Machine(機械) 機械の故障や老朽化
4. Method(方法) 気温や温度など外的要因による製造条件の変化
人為的ミス 3種類のエラー【ミステイク】【スリップ】【ラプス】

人為的ミスは「ヒューマンエラー」と呼ばれ、3つの種類があります。
伝達不足やマニュアルの不備など実行前の段階で間違えている「ミステイク」、
ボタンの押し間違えなど注意不足による「スリップ」、
思い込みや記憶違いでの物忘れ ”抜け”の失敗「ラプス」、 の3つに大きく分類できます。
・「ミステイク」 (認識が間違えている)
・「スリップ」 (その場で間違える)
・「ラプス」 (やるべきことを忘れている)
実際、2024年度の弊社で発生した不具合を分析したところ、
作業手順不備・不徹底、ルール不備・不徹底、確認不足など人為的ミスが大半を占める結果でした。
作業手順、ルールに不備がある場合は当然、対策しなければなりませんが、
まずは決められた事を守ることが大事だと私は思います。
1歩づつ確実な作業が大事であるということ

品質を確保するには1つ1つ決められた事を守り、1歩づつ確実な作業を行うことが大事であるという思いで、このスローガンに決めました。
弊社は商社なので製造は行っておりませんが、協力加工メーカー様と力を合わせ、お客様に良い品質をお届けできるよう努力してまいります。
何かお困りのことがあれば是非 新日本工業にお声かけください!!
引き続き、よろしくお願いいたします。