9月末に、弊社でISO9001およびISO14001の更新審査が2日間にわたって実施されました。
ISO9001は2003年に、ISO14001はそれまで取得していたエコステージ2からの切り替えで2019年に取得しており、これまで幾度も継続、更新の審査を受けてきまして、今回も無事日程を終えることができました。


特に今回の審査でいつもと違う点としては、これまで長くその役割を負っていただいていた管理責任者から弊社として初の女性管理責任者に変わったことです。

新任として初めての審査が継続審査ではなく、更新審査に対応するという大きなプレッシャーの中、見事に取りまとめてくれ、社内の期待に応えてくれました。

実は新任の管理責任者となった彼女は、人知れず相当な勉強をして臨んでいたようです。だからこそうまくいったのだと思いますし、その責任感と努力には頭が下がる思いです。

さて、肝心の審査の方ですが、
これまでは事前にかなりの準備を行ってから臨んでいました。
しかし、今回は、「自分たちが普段やっていることをそのまま見ていただき、それを評価してもらおう」 という考えで審査に挑みました。

その結果、審査は思いのほか良好で、不適合や要改善は一切なく、観察事項が数件のみという成果を得られました。各部門がマニュアルに基づいた適切なマネジメントを徹底していることが改めて確認され、新任の管理責任者のリーダーシップも際立っていました。これにより、弊社の各部門の運営と品質管理体制がしっかりと機能していることが再確認できました。

弊社は、商社活動ではありますが部品供給だけでなく、品質保証部も設けており、ISOの認証を取得することで、お客様にQCD(品質、コスト、納期)のすべてにおいてご安心いただける体制を整えています。

今後も、何かあれば「とりあえず新日本」と言っていただけるよう、全社員およびサプライヤー様と相互支援を続けながらお客様への価値の提供に努力してまいります。