新年あけましておめでとうございます。

新日本工業株式会社 代表取締役社長の椎橋 健司でございます。
皆様におかれましては、幸多き新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

さて、皆様はこの年末年始どのようにお過ごしになりましたでしょうか?

私はほぼ実家で過ごしましたが、テレビの再放送で見かけた「逃げ恥」に懐かしさを感じ、「恋ダンス」を踊ろうと試みましたが、すっかり忘れている自分に気付かされました。このドラマも放送から9年が経過しているとのこと。改めて、月日の流れの早さを感じました。そして紅白では、B’zのサプライズでビックリ、「ultra soul」では大興奮、最高に盛り上がりました。

新年4日には、毎年行っている神田明神にお参りに行き、今年はそれに加えて日枝神社でもお参りしてきました。神社はとても混雑していますが、神田明神なら夜6時過ぎ、日枝神社は朝10時頃までが比較的空いています。

神田明神

ちなみに神社以外の都内はガラ空きで六本木のけやき坂などはクリスマスと打って変わりイルミネーションは見放題、写真も取り放題です。こちらは新年に行くのがお勧めです!

けやき坂通りのイルミネーション

◆2024年の振り返り

さて、2024年を振り返ると、「金」という漢字が世相を表す一文字として選ばれました。
スポーツの「金」メダルや政治の「カネ」問題など、さまざまな意味が込められていたようです。しかし、私たちにとっての2024年を一言で表すなら、「耐」の1年だったのではないかと思います。経済的な変化や厳しい市場環境、さらには社内の挑戦など、様々な困難に直面した年でしたが、社員一人ひとりの粘り強さと努力により、試練を乗り越えることができました。

そして迎えた2025年。今年の干支は「巳(蛇)」です。蛇と聞くと「毒」というイメージを持たれるかもしれませんが、蛇毒は健康や医療の分野で有益な活用がされています。たとえば、アルコール漬けにして滋養強壮として利用されるハブ酒や、蛇毒がアルツハイマー型認知症の薬の研究に役立てられることもあります。
これをビジネスの視点で捉えると、失敗や困難、理不尽な状況といった「毒」と思える出来事も、視点を変えることで新たな価値やチャンスに転じる可能性があるのだと気づかされます。昨年のスローガン「捉え方次第、すべてはチャンス」にも通じる考え方です。

◆2025年のこれから

2025年は、私たちにとっての1年を漢字一文字で表すと「蘇」になると信じています。つまり蘇るということです。これまでの試練を糧にして、組織や仕組みをさらに進化させ、新たな成長を遂げていく年にしたいと考えています。リーマンショックや震災、コロナ禍といった過去の困難を乗り越えた経験が、今の私たちの基盤を支えています。今年もその精神を持って、新たな挑戦に向き合っていきます。

本年も変わらぬお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
2025年が皆さまにとっても素晴らしい1年となりますように。