みなさま、日頃より弊社HPへ訪問いただきありがとうございます。
最近、「コラムを読んでるよ」っと言われることが多くなってきました。すごく嬉しいです。

ただ、「何でも相談してって言ってるのに中々上手くいかないね~⤵」って言われることもあり力不足をすごく感じでおります。初心に戻ってまだまだ勉強しなければと思っている今日この頃です。

ということで、今回のミニコラムは〝初心〟に戻り基礎的な話をしてみようかと思います。


早速ですが、金属加工部品を依頼する時に、皆様はどれくらい時間をかけていますか?
図面を見てすぐに、「この部品はA社へお願いしよう」と決めることができるでしょうか?


金属部品を依頼する際、どこへ依頼するべきか迷ったことがある。
このような調達経験をお持ちの方への切削加工を検討するときのポイントをいくつかお伝えいたします。

切削加工のメリット・デメリット

メリット:
・切削加工は、数多くある加工方法の中でも非常にメジャーなもので、幅広く活用可能です。
  加工精度が高く、最も入手性の高い加工といえるかもしれません。
・加工は図面と材料・設備があれば着手可能であり、プレス製品のように金型は必要ありません。
・高精度で複雑な形状の加工ができる、数量は、1個~数万個と幅広い条件にも対応が可能である。

デメリット:
・大量生産を行ってもコスト削減につながらないことも。
・材料から図面形状へ加工しますので、削って発生した切粉はスクラップ扱いとなります。
・材料コストを考慮すると金型を用いた加工や、塑性加工の方にメリットがあるかもしれません。
・生産性においては他の加工法と比べると1個あたりの完成時間が劣ります。
  形や材質によりますが、切削で1個作る間に圧造やプレスでは10個以上できる可能性もあります。

以上のように、ものづくりに欠かせない切削加工はそのメリットから反面デメリットもあります。

金属加工の様々な悩みや問題の解決をお手伝いさせてください!

金属切削加工を取引先へ依頼する際に大切なのは業者選びです。
弊社では神奈川県を含め、各エリアにある切削加工ネットワークを活用させていただき、お客様に寄り添いながらモノづくりでのお悩みやお困り事の解決をお手伝いいたします。

何かお困りのことがあれば是非お気軽にお声かけくださいませ♪

調達や生産管理等にお困りの時、 合言葉は 「とりあえず新日本!」 とぜひお声かけください。



さいごに
初心忘れるべからず、の本当の意味
このことわざ、ルーツをたどってみると生易しい意味ではないようです。

もともとは今から600年前の室町時代に能を大成させた世阿弥( ぜあみ )の言葉であり、
彼の言う「初心」とは「始めた頃の気持ちや志」すなわち「初志」ではなく、
「芸の未熟さ」、つまり「初心者の頃のみっともなさ」だそうです。

初心者の頃のみっともなさ、未熟さを折にふれて思い出すことにより、
「あのみじめな状態には戻りたくない」と思うことでさらに精進できるのだ、と彼は説いています。

さらにこれには続きがあるのですが、今回はこの辺で。